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根津 甚八(ねづ じんぱち、1947年12月1日 - )は、日本の元俳優で演出家、脚本家。本名、根津 透(ねづ とおる)。山梨県都留市出身。ユマニテ所属。芸名は、真田十勇士の根津甚八に由来する。劇団「状況劇場」所属時に、主宰の唐十郎が苗字の「根津」に合う芸名として命名した〔根津甚八ダイアリー(2007年5月28日のエントリ) 〕。 == 人物 == 歯科医師の家の三男として生まれる。日本大学第三高等学校卒業、獨協大学外国語学部フランス語学科中退。1969年、唐十郎が主宰する劇団・状況劇場に入団。状況劇場には1979年まで在籍した〔ユマニテによる公式プロフィールの一部 の記述による。公式プロフィールの全体は、ユマニテのサイトのトップページより閲覧できる(Adobe Flash形式)。〕。 1978年にはNHK制作の大河ドラマ『黄金の日日』に石川五右衛門役で出演、翌年には同局制作の『失楽園'79』、映画『その後の仁義なき戦い』などで主演した。黒澤明監督の映画にも何度か主要な登場人物役で出演している(1980年の『影武者』、1985年の『乱』)。2007年にユマニテに所属。 2002年頃から右目下直筋肥大という顔面の病気を患い活動を縮小していた。 2004年7月に交通事故を起こし、被害者を死亡させた〔ZAKZAKニュース - 2004年7月7日〕。警察の調べに対し「安全確認が足りなかった」と供述した。その後しばらくの間活動を停止していたが、2006年5月よりブログを運営している(2008年2月より休止中)。 2009年、雑誌『週刊現代』8月22・29日合併号に掲載された夫人の手記において、うつ病を患っていることが明らかにされた。持病の椎間板ヘルニアも悪化しており、療養生活を送っていた。 2010年9月、俳優業を引退することを公表した。演出家や脚本家としての活動は行うが、テレビ出演など表舞台には立たないとしている〔根津甚八、俳優生活に幕…妻が激白「満足する演技できない」 スポーツ報知 2010年9月6日〕。また同時に、夫人の取材と回想によって闘病生活と俳優時代を回顧した『根津甚八』(根津仁香著、講談社)が刊行された。 2015年、石井隆監督の要望に応え、映画『GONIN サーガ』に出演し、一度限りの銀幕復帰を果たした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「根津甚八 (俳優)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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